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フィンランド 国語教科書ふくろう

 世界に先駆けて、日本語で翻訳された、5つの基本が学べるフィンランド国語教科書を紹介します。
  「発想力」「論理力」「表現力」「批判的思考力」「コミュニケーション力」の5つの力が一冊に凝縮された教科書です。
 
  競争でもなく、ゆとりでもない。
  詰め込みでもなく、放任でもない。

  まず、ページを開くと最初に、こう書かれています。

  「この教科書をつかうきみに、
   ひみつクラブのメンバーとなる
   めいよを与える」


  もう、この瞬間から何が始まるんだろうと、ドキドキします!!

  この教科書の参考図書から、おもしろい!!っと思った物語を1つ紹介します。日本語で翻訳されてない本もたくさんあり、続きがよみたくなる話がたくさんあります。

ロアルド・ダール作「マチルダ」(イギリスの本で日本でも翻訳されています。ちなみに「チャーリーとチョコレート工場」の原作の作者です。)

 マチルダは天才少女です。3さいのとき、家の新聞や雑誌を全部読み、4さいのときには、どんな本でもすらすら読むことができました。でも、家にあるのは料理の本だけ。マチルダはほかの本もほしかったのですが、お父さんは買ってくれません。お父さんの考えでは、子どもはテレビだけみていればじゅうぶんだと言うのです。お父さんとお母さんにとって、マチルダはやっかいな子どもでしかありませんでした。

  マチルダはひとりぼっちでした。 お兄さんは学校に行っているし、お父さんは仕事をしているし、お母さんはゲームに夢中だったからです。でも、マチルダはすばらしい場所を発見しました。近所の図書館です。本を借りられることを知らなかったマチルダは、毎日午後になると図書館で本を読みました。ずいぶんたっちから、図書館の人に教えてもらって、本を借りて家に帰るようになりました。

  マチルダは小学生になりました。しかし、学校はひどいところでした。校長先生の考えでは、マチルダはやっかいな子どもなので、ばつを与えないとならないというのです。でも、担任のハニー先生だけは、マチルダのことをわかってくれました。ハニー先生は校長先生や、マチルダのお父さんやお母さんに、マチルダのことをわかってもらおうとしました。マチルダは特別な子どもだと、説明したのです。マチルダには超能力もありました。その超能力を使って、ひどい校長先生から友達やハニー先生を救うのです。

 

 〇マチルダのどのようなところが、ほかの子どもとは違うのですか?

 〇マチルダのお父さんやお母さんは、マチルダに対して、どのようにすべきだったと思いますか?